なぜリンパなのか?
私達の体はそのほとんどが水分で出来ていますが、その構成は、血液が15%、体液が8%で、その残りはリンパ液ということになります。
このリンパ液は、静脈と平行してからだのいたるところに張り巡らされています。静脈に入りきらない毒素や老廃物がリンパに流れ込みます。体液の77%がリンパ液なのですから、リンパはたくさんの物質を運ぶ役目を担っています。
リンパは、毒素や老廃物を運ぶほかに、死んだ細胞や乳酸、脂肪、化学物質、それにたんぱく質や糖質を運びます。リンパで一番大切なのは、リンパ節でしょう。リンパには免疫抗体作用があり、抗体を作るのがリンパ節です。リンパ節は体の中に約600箇所ほどあって、リンパ管の中継ぎ地点となっています。
私達の生活では、血液については馴染み深いのですが、リンパの流れについてはあまり詳しく知られていないのが普通です。けれども、体の体液の半分以上をリンパが受け持ち、リンパは血液のようにポンプになる心臓を持っていないので、流れがすぐに渋滞してしまうことを知らなければなりません。リンパの流れが渋滞すると、リンパ節が腫れたり、足が浮腫んだりという症状が現れてきます。
さらに、リンパの流れの渋滞は、現代のストレスによって、かなり深刻な事態を引き起こすことも理解しておかなければなりません。ストレスを無くすことが出来ればいいのですが、なかなか難しい問題です。そこでリンパの循環を正常に保つための、リンパマッサージに意義があると言えます。